デジタルサイネージのシステム構成例

スタンドアローン型

ディスプレイやプロジェクターなどの表示装置に直接 USB メモリや DVD プレーヤーのような再生機器を繋げて配信します。
規模が小さく、コンテンツの更新頻度が少ない場合にお勧めです。

オンプレミス型

パソコン端末から LAN を通じて、ディスプレイやプロジェクターなどの表示装置へコンテンツを配信する方法です。
複数台へ配信し、他システムとの連携を重視する場合にお勧めです。

クラウド型

クラウドサーバー(インターネット)を通じて、ディスプレイやプロジェクターなどの表示装置へコンテンツを配信する方法です。
離れた複数の拠点にも簡単にコンテンツを配信することができます。
また、サーバーの構築や保守、管理が不要のため、低コストで運用したい方にお勧めです。

コンテンツの配信パターン別比較表

・ 3種類のコンテンツ配信パターン
コンテンツ配信パターンは、大きく分けると 3種類あります。
表示装置の設置場所、設置箇所数(規模)、コンテンツの更新頻度、コスト、システム運用などの要素を考慮し、ニーズに合った最適な配信方法を選択する必要があります。
スタンドアローン型は、表示機器に直接再生機器を繋げて配信します。

項目 スタンドアローン型 オンプレミス型 クラウド型
設置場所 運用管理者の手が届く範囲 LAN 内への配信が可能 遠隔地への配信が可能
設置箇所数(規模) 1台 1台 ~ 複数台 1台 ~ 複数台
コンテンツ更新頻度 少ない場合 多い場合 多い場合
イニシャルコスト 安い
(表示装置 + USB や再生機器)
高い
(表示装置 + サーバー + LAN 回線)
安い
(表示装置 + インターネット回線)
ランニングコスト 不要 不要
(サーバー維持費は必要)
必要
システム運用 不要 必要 不要

デジタルサイネージの設置

・ 複数のディスプレイへ一括配信、管理を実現
・ 静止画、動画、HTML など、様々なコンテンツに対応

クラウドを利用した遠隔地への映像配信

● デジタルサイネージで利用可能なコンテンツファイル
・ MPEG2、MPEG4
・ AVI
・ WMV
・ PNG
・ JPEG
・ BMP
・ Power Point
・ HTML