業務BPR
ここ数年間のIT業界のバズワード候補として、「DX」は当選確実であると思います。DX関連のソリューションという触れ込みのツールやサービスは多く出てきてました。
DX人材の育成だけでもカオスマップがあるような状況です。
このような話の展開は、ツールを売りたい会社が多くあり、ツールありきの展開になりがちですが、DXのそもそもの目的は業務プロセスで発生するデータのデジタル化やプロセスのデジタル化にあると考えられます。
その意味では、顧客の業務プロセスについて、知見があり、そのプロセスのデジタル化、効率化を支援できる業務改善エンジニアの価値とニーズは今までもあり、今後も大きくなると考えております。
ＲＰＡという単語も以前は多く出現していましたが、これは、業務プロセスのデジタル化・効率化の一つの方法論であり、デジタル化・効率化の実現方法は、MS-OfficeのVBA/マクロの使用でも一定以上は実現できると思います。
ツールの活用や開発スキルはもちろん重要ではありますが、業務の現場部門の要望、実態を吸い上げて、アジャイルにツール提供を行い、業務改善を実施していく、現場仕切り力が、求められることが多いのも事実です。
業務改善エンジニアが必要とされる分野
業務改善エンジニアはどのような分野で特に必要とされているでしょうか。
業務効率化が必要とされる現代においては特に業務改善エンジニアの役割は注目されています。
業務効率化
長時間労働が社会問題となる中で業務効率化は社会問題ともなっています。
しかし、業務改善エンジニアの活躍により業務効率化を実現可能です。
業務効率化を実現するためには業務改善エンジニアの力が必要となるからです。
RPAと業務改善エンジニア
RPAはロボットによる作業の自動化です。
RPAは業務系システムの自動化にも関係しており、業務改善エンジニアが業務プロセス効率化を実現するために、顧客に提案する選択肢の一つです。
作業の自動化により人の作業時間が短縮し、労働環境改善にも繋がるため、今後RPAはますます普及し、業務改善エンジニアの役割はますます増えるでしょう。
人件費削減
企業にとって人件費はコストを大きく占めるものです。
業務効率化は人件費削減に繋がり、経営改善にも役立ちます。
人件費を削減できれば企業の業績改善にも繋がるのです。
こういった業績改善は従業員にも還元されることでしょう。
さらに社会全体の経済が潤うことにも繋がります。
派遣スタッフを求めるお客様の実情は、DXという単語が出現することよりも、現場の業務改善という表現が多いのが実情です。
