ビデオインターコムの SDK 使用方法
・ 目次
▼ビデオインターコムの概要
▼ビデオインターコム API
▼ビデオインターコムを開始する
▼リングを管理する
▼XML:XML_Cap_RingParam (リング設定機能に関する XML メッセージ)
▼構造体:NET_DVR_RING_SEARCH_COND (リング検索のための条件構造体)
ビデオインターコムとは、建物の入口で行われる通話を管理するために使用されるスタンドアロン型のインターコムシステムであり、
内部と外部との間での音声 及び、映像配信によるアクセス制御が行われます。
これは、住宅複合施設、一戸建て住宅、職場などの建物で使用されます。
典型的なアプリケーション(ビデオインターコムの開始、リング管理など)とデバイスネットワーク SDK(以下、「HCNetSDK」と呼びます。)の
ビデオインターコム API を紹介します。
名称 | 種別 | 機能 |
NET_DVR_Init | API | 開発環境を初期化する |
NET_DVR_Login_V40 | API | デバイスにログインする (非同期ログインがサポートされている) |
NET_DVR_Logout | API | デバイスからログアウトする |
NET_DVR_Cleanup | API | プログラムが終了した後、リソースを解放する |
NET_DVR_GetDeviceAbility | API | デバイスの機能を取得する |
NET_DVR_StopRemoteConfig | API | リモート構成を停止し、リソースを解放するために持続的な接続を切断する |
NET_DVR_STDXMLConfig | API | いくつかの典型的な機能を実装するために XML または、JSON 形式でリクエスト URL を送信する |
NET_DVR_UploadFile_V40 | API | ファイルをアップロードする |
NET_DVR_GetUploadState | API | ファイルのアップロード進捗とステータスを取得する |
NET_DVR_UploadClose | API | ファイルのアップロードを停止する |
XML_Cap_RingParam | XML | リング設定機能に関する XML メッセージ |
NET_DVR_RING_SEARCH_COND | 構造体 |
ビデオインターコムデバイスとソフトウェアクライアントの相互作用は、持続的な接続に依存しています。
ビデオ 及び、オーディオデータは、接続を介して送受信されるため、ビデオインターコムが実現されます。
XML:XML_Cap_RingParam (リング設定機能に関する XML メッセージ)
<RingParam version=”2.0″ xmlns=”http://www.isapi.org/ver20/XMLSchema”>
<ringID min=”” max=””><!–必須, xs:integer, リングID–></ringID>
<ringName min=”” max=””><!–必須, xs:string, リング名–></ringName>
<ringSize min=”0″ max=”100″><!–必須, xs:integer, リングファイルサイズ–></ringSize>
<ringType opt=”wav”><!–必須, xs:string, リングタイプ–></ringType>
</RingParam>
構造体:NET_DVR_RING_SEARCH_COND (リング検索のための条件構造体)
構造体の定義
struct {
DWORD dwSize;
DWORD dwRingID;
BYTE byRes[300];
} NET_DVR_RING_SEARCH_COND, *LPNET_DVR_RING_SEARCH_COND;
メンバー
– dwSize
構造体のサイズ。
– dwRingID
リングID。このメンバーが 0 に設定されている場合、全てのリングが検索されます。
– byRes
予約領域。0 に設定してください。